ナカウミで働く女性に聞く!
ナカウミには女性もたくさん在籍しており、工場でも多くの女性従業員が活躍しています。工場で配送に携わる椎葉が、ナカウミについて語ってくれました。
代表の谷口と最高顧問の鍋谷が、ナカウミの軌跡と今後の展望について話しました。その模様をお届けします。
谷口:
個性的でエネルギッシュな人たちが多かった時代ですね。
鍋谷:
そうそう。あれから会社の規模も大きくなって、人も増えて、忙しいときも多くなってきたけど、今が良い雰囲気だと思うなぁ。工場も随分きれいになったし。昔は床もデコボコで…
谷口:
昔に比べていろいろと変わりましたよね。僕は入社して15年未満ですが、入社当時はカルチャーショックも受けました。
鍋谷:
個性的なメンバーも多かったから。
谷口:
いい部分もたくさんあるけど、悪い部分も目立ってた。会社の中でも不透明でよくわからないことがあったり、一部の人達にだけ居心地が良いっていう部分があったりして。愚痴もよく聞いた。割り切れば楽なんやけど、やっぱり変えていきたいなって。
谷口:
『正しきを正しく』って理念を掲げたけど、全部そこに繋がっている。昔、疑問に思うことがあって先輩に聞くと、「あぁ、それはそれでええねん、そのままで。」って返事があって、なんか悲しくなって。やっぱり正しいほうがいいよな、変えていかなあかんよなって思って。正しくするのってしんどいけど、そこに向かって皆で取り組んでいきたいんです。
鍋谷:
うん。ここ数年で空気は変わってきたと思う。
谷口:
言いたいことを言いやすい空気・雰囲気を作ってきたつもりです。指摘する、というのも大事なこと。たとえば、お得意先が工場の見学に来てくれたとします。そのときお客さんを案内する僕のスーツがよれよれだったら嫌ですよね。うちの社長格好悪いなってみんな思うはず。そういうことは遠慮せずに言ってほしい。そういった言い合える空気ってすごく大事。思ったことは言ったほうがいい。それは本社でも工場でも同じ。人付き合いの中で難しいこともあるけど、信頼関係という空気感があれば大丈夫。
鍋谷:
指摘するってことは人によっては簡単かもしれない。でも下から上に指摘するのは難しいときもある。そして指摘を受ける側は、その瞬間は嫌な気分になることもある。すべて信頼関係と仲間意識があるから成り立っているんじゃないかな。これはナカウミが昔から持ってる仲間意識がずっと根付いているからやと思う。
鍋谷:
ベトナムへ進出する、というのも大きな決断やったなぁ。
谷口:
調査を含めて5年が経過して、軌道に乗ってきた。最初はみんな「無理やろ!」って思ってたんちゃうかな。
鍋谷:
あえて新しいことをするというのは大変なこと。無理やろ、と思っても誰も止めたりはしなかった。みんな谷口君を理解してたし、信じてた。
谷口:
いろんなものが支えになったんですよね。不安な時に顧問に相談して、そのときに「ええんちゃう」って言ってくれたことは支えになったし、背中を押してくれたと思ってますよ!
鍋谷:
やると決めて走り出したときにブレーキをかけると、おかしくなってしまう。財務面だけじゃなくて、色んな面で大変だけど、僕らができなかったことをやろうとしてるわけだから。支えない理由は無いよ。
谷口:
入社した頃は、社員のみんなからあまり夢を感じ取れなかった。それは僕が若くてわからなかっただけかもしれないけど。ベトナムに進出したことで、やろうと思えばなんだってできる、というのを実感してほしかったし、それで皆を勇気づけられたらと思っていました。
鍋谷:
そういったポジティブなところは周囲の会社にも評価されていると思うし、業界にもプラスの影響を発信できてるんじゃないかな。
鍋谷:
いきなり大企業にはなれへんけど、ステップを刻んで目標をひとつひとつクリアしていくことが大事。次は工場かな?
谷口:
そうですね、ベトナム工場をより軌道に乗せたあとは、工場のリニューアル。もっと近代的な工場にしていきたい。日々の仕事においては、ルールではなく仕組みを整えたい。頑張ろう!って言うのは得意だし、頑張るのも得意だけど、頑張りどころを明確にするための仕組みづくりは会社としてのテーマ。10年後をもっと明瞭に描いて取り組んでいきたいですね。
鍋谷:
ねじって見えないところの部品やけど、なくてはならない存在。ナカウミもそうありたい。
谷口:
ねじ業界全体も盛り上げていけるような会社になっていきましょう!
ナカウミには女性もたくさん在籍しており、工場でも多くの女性従業員が活躍しています。工場で配送に携わる椎葉が、ナカウミについて語ってくれました。
寸切りボルト、長ねじを生産するナカウミの工場。生産現場での創意工夫、働く人々の様子、今後の展望について浅野、烏野、中原の3人が語りました。
営業チームのメンバー(惣田、大中、落海、吉澤)の四人が、印象的だった仕事や工場との協力体制など熱く語りました。
鍋谷:
私が入社した40年近く前の中海鋼業は、ゆっくりした会社だったと思う。人数も少なくて、こじんまりとした商店のような。仕事中も雑談が多かったし、仲間意識みたいなものがとくに強かった時代。